幽遊白書から見るハンターハンター
まず始めにどちらも読んだけど手元に本がないです。
なので間違ってる部分もあります。
ハンターハンターは幽遊白書の書けなかった部分を補完するように書いているように思う。
それはもちろん漫画家として実力がついたからだし売れっ子になって好き勝手できるからに他ならない。読者にはたまったもんじゃないが。
なのでメインがバトルではないのだろう。
初期は主人公ゴンの人間力でだいたい解決している。これは霊界探偵の辺りのバトル以外に対応してるのだろうと思われる。
メインが4人でそれぞれ対応するキャラがでてきてるのも心残りがあったからだろう。
ゴンは少年誌の主人公らしくやりたいことを周りを巻き込んで突き進んでいくキャラだが蟻編でその少年らしさからの成長が書かれた。
ゴンの覚醒は遊助の覚醒をしっかりと書いた結果だろう。なので効果音、髪の毛が延びる等共通点がある。
キルアは飛影の主人公の友達となって支えられたはずという部分と朱雀で御座なりに使ってしまった雷をしっかりと書くという感じだろう。
飛影の素早くて反撃に合うとキレるという小物っぽいところは幻影旅団のフェイタンに使われている。
その辺りを考えるとフェイタンも更に変身したりするんじゃないだろうか?
クラピカは蔵馬の盗賊との確執を書かれている。
予想だがクラピカは当然一度死ぬだろうが遊助が死んでパワーアップした仲間の部分を書くんじゃないだろうか?
なのでレオリオだけでなくゴンとキルアも新大陸には行くことになるのだろう。
もしかするとクラピカの復活もあるのかもしれない。その場合は念は一度リセット(中指だけかも?)されて別の物になり本来の好奇心旺盛な面で何かを探すのではないだろうか?
そしてレオリオがほとんど描写されてないのは桑原が書きたいことを書けていた証拠であろう。
魔界編で出番がカットされてしまったのでそこからの活躍を書きたいということで新大陸以降で活躍するのだと思う。
出番がないのはあえて書きたいことがないからと言えるし桑原がそれだけ満足してると言える。
旅団との確執もそこから見るにクロロはヒソカからの洗礼により憎しみに囚われてしまった。
思うに船での一ページは未来だとするとヒソカに負けた上で今のクロロはつまらないとリリースされた可能性もある。
ヒソカはまだまだ狂言回しとして話を引っ掻き回す役目として活躍すると思う。これは願望もあるが。
魔界編に相当する新大陸編は当然やるつもりはあるだろう。統一トーナメントという形で無理矢理まとめてしまったのだから広い世界で何をやるかという部分が書けなかったのだから。
現在の船はクラピカを一度殺すのとある程度キャラを削るための伏線ではないだろうか。
というよりも魔界統一トーナメントを継承戦という形でやっているのだ。
メインキャラ3人放置はその辺りも関係ありそうというよりクラピカの話をしっかりと消化するのと幽遊白書の心残りの精算が継承戦だろう。
全くの新規での書きたいことは新大陸でやっていくのだと思う。
青年誌ではなく少年誌を選んでの連載でもあるしクラピカの復活はある。でないと救いがないから。
いくら病んでいても救いのない話を書くほど落ちぶれてはいない。蟻編がそうだ。
仙水の失敗を取り返しメルエムに救済を与えたのはそれが理由だ。
なので今の先のないクラピカは一度死ぬにしろ救済がある。目的を果たして死んで終わりでは救いが無さすぎる。