ファフナー7
13、14話目。
ここから本格的に冲方の脚本に。
目に見えてキャラの心情が描かれることで今までのわかりにくかったところが明確になっている。
島の話ということで真矢と総士にスポットが辺り他は必要最低限という徹底ぶり。むしろ今までが時間を割きすぎという。
ここで真矢と翔子の話をしっかりと話すことにより前半の不足も補うけど多分これのせいで映像の力を見誤った部分もある。不馴れなのももちろんあるけど。
そして真矢がヒロインということで一騎の心配とみんなの勝手な物言いに怒るけどそれだけじゃなく総士にもしっかりと物申すことにより主人公が一騎だけじゃなく総士もだとわかる。
よりわかりやすく言うなら真矢は母親の役割であり総士は父親だ。
父親として子どもである一騎の越えるべき存在であるし母親として子どもを守っている。
そして物語当初から総士と真矢は本音をそれなりにぶつけ合っているが一騎は話すことがなかった。
これがはっきりとした問題点だ。
ここをもっとはっきりさせていなくなりたかったり戦闘中だけは自分の存在を感じられたりと言った部分を描いていれば話としてしっかり盛り上がったろうと思える。