ベルセルク考察
考察と言ってもガッツリと深いやつではなくどういう終わりかをとりあえず現状の話時点と作者の言葉から探ってみようという感じ。
まず第一に作者の「グリフィスとガッツとキャスカが笑って終わる」という言葉。
笑うということは満足するということかと思われる。
そういう意味ではグリフィスは自分の全力を出して何かをしてみたいしむしろ全力を出して何かをして届かないというのが理想と思われる。
ガッツはグリフィスを一発殴れれば満足みたいなところがある。
なのでこの二人は全力出して戦ってただの人間が神の使いであるゴッドハンドを倒したってだけでお互いに満足するんじゃないだろうか。
対してキャスカの方は深層心理のトラウマから大事なのは子供とわかったのでガッツとグリフィスがいなくなっても子供さえいればどうにかなりそうではある。
後は都合よく魔物やら使途やら人外の者もいなくなれば万事解決。
なのでその辺りを考えていくと終わりそうもないと思えた話も意外と終わりに近づいてはいるんじゃないかなとは思う。
苦戦してるのは本当にどういう絵にしてそれを細部まで描くというところなんだろうとは。
そういう意味では漫画家ではなく画家だしまさにアーティストだろう。付き合うファンはたまったもんじゃないけど。