ファフナー2
3、4話を見返した感想。
ざっくりとわかることは脚本家がおとなしい人をどう動かしたらいいのかわからないという一言に尽きる。
分かりやすいところは非常に丁寧にというよりも丁寧過ぎるぐらいに書かれている。
そのため前半の特に書かねばならなかった一騎、総司、甲洋、翔子が抜けている。
ひとえに全て一騎が関わる部分であるので結局は一騎を理解できてないという致命的な問題だとわかる。
そのためキャラ個人の比率で見ていくと主人公がサブキャラと言っていい状況となり更には作品のテーマである対話はそもそも成り立たずとなる。
こうしてみると作品を作るというのはまずは自分の頭の中の物を全て整理して、次にきっちりと人にこと細かく説明でき、最後に映像として動かす。
これができてようやくしっかりと話が作れるのだなとわかる。
そこから相手にわかりやすく伝えていくという工程も入れることにより作品として完成するのだろう。
そうなると人とのコミュニケーションという物がどんなに大事かよくわかるし自分の中の物を整理できなければどんな仕事もこなせないのだとわかる。
考えるということはこんなに大切なことなんだと改めて思う。