ファフナー3
5、6話の話。
この辺りからおそらく冲方の横やりというかテコ入れが入っていると思われる。
そのため今までよりもずっと話の密度が濃くなり見れる内容に。
ただ、それでも今までの積み重ねがないので翔子と甲洋への話の振り分けがいきなりの感が強い。特に翔子。
今まで何もなかったのにヒロインになりいきなりファフナーに乗ってそして死んだ。
今でこそキャラへ焦点を当てる設定がいろいろと追加されキャラ付けがされているが所見でこれでは視聴者は置いてけぼりである。
特にラストの4分間に及ぶリアルタイムの自爆。今まで積み上げてきたものがないだけにいきなりファフナーに乗って実力もないのに敵に立ち向かった挙げ句の自爆なので何ら感情が動きようがない。
そのため全てが上滑りである。総司の方の強行した理由も何ら説明もなく感情を見せないキャラも合間って何でこんな無茶を?という感じに。
後で説明するにしても妹のピンチに焦り顔を見せるなりしなければ大人への対応もわからないものに。
もう少し詰め込んで一騎のピンチと他のキャラが動けなくて翔子が行くしかないという描写があればと思わずには。
それでも今までの身体的なハンデによる搭乗が不可能という理由が台無しになってしまっているが。
特にそれが乗れないんじゃなかったの?という疑問と合間ってでしゃばった挙げ句に死んだという印象をより強めている。