ファフナー・一騎の役割
一騎の名前の由来は周りに壁を作り一人で戦うもの、一騎当千の戦士である。
そしてその言葉通りに物語上活躍している。
その上で更にもう一つ役割として越えるべき壁として立ち塞がる者と言える。
総士は物語上の役割は父親であり越えるべき目標である。実際、その目標を越えたのは二期のエグゾダスの最後の最後であり父親を越えたので見送ることができた。
それ以外は共通して壁として立ち塞がっている。
まずは総士との関係に壁を作っていた自分自身の乗り越え関係の修復を果たす。
カノンという自分がなるかもしれなかった存在の前に立ち塞がり自分の意思というものを持つことを取り戻させた。
健司には立ち塞がることで勇気を出し再び戦場へと立たせた。
操には立ち塞がることにより自分の意思を伝え反抗させた。
そして、ミツヒロは立ち塞がることにより憎しみに飲み込まれ自分を失っていたのを取り戻させた。
ここから見ると一騎がビヨンドで何をすることになるかおぼろ気ながら見えてくるしこそうしの役割はその父でもできなかった憎しみに囚われずに自分の意思で生きるというミツヒロの解放になるのだと思う。